平成28年の振り返り その1

明けまして御目出度うございます。今年も宜しくお願い致します。

去年を振り返ると、初の自分の書籍(というかインタビュー本)が出た目出度い年でしたが、丁度引っ越しが重なりドタバタしている間にあまり宣伝できず、という悲しい状況でした。このインタビューは2015年末に二子玉川にて行われたものですが、確か3時間近くかけていろいろな話をし、そのうちの大部分を掲載して頂きました。話題はJava EEの開発経験から勉強方法、エンジニアの教育、この先日本は働く場所としてどうなるのか、等々、多岐にわたるものになっています。推敲にだいぶ時間が掛かり大変でしたが、過去の自分の雑誌連載とは違う緊張感が大変印象に残っています。翔泳社の電子書籍シリーズとして出して頂きましたが、Amazonではプリントオンデマンド版(要は紙印刷版)も入手可能ですので、気になった方はそちらか、もしくはKobo・Kindleにてどうぞ。

丁度その頃引っ越しがあり、その直後熊本で震災発生。

熊本市内にある実家と家族は無傷でしたが、食器棚がひっくり返り想い出の品が粉々に。まあその程度で済んで良かった話ではあります。

本Blogの名称を頂いた熊本城と、その石垣である「武者返し」が崩れ、大変悲しい思いをしました。悲しいというか衝撃でした。人生の中でこんな事がまさかあるのか、と。「こういう事は絶対に起きない」という人の勝手な不文律を木っ端微塵に打ち砕く出来事でした。

熊本の方が気になりつつ、その後初めてNew Yorkへ出張に行きました。敢えて地元民が使うような電車と地下鉄を乗り継ぎ、Times Squareへ。いわゆる世界の中心地がこれほど凄まじい物量の広告を一箇所に投入しているとは、これも衝撃でした。日本に戻り、渋谷や新宿のネオンを見て、何と寂しく時代遅れなのか、という感想を抱いてしまうくらい。日本が足踏みしてる間に、世界はどんどんMoving Forwardであります。

そういえば、Java Day Tokyo 2016でも登壇しました。これは2015年のJavaOne 2015講演を日本語で再演したものでした。

海外と言えば、その後にJavaOne 2016にも参加しました。残念ながら今年は聴衆として。来年はスピーカーとして再チャレンジしたいと考えています。Java EE 8も出る予定ですしね。

最後に、Rakuten Technology Conference 2016にも出ました。これは毎年出ているのですが、今年は丁度二子玉川ライズにてハロウィンパーティーでしたので、ちょっとだけ仮装しての登壇となりました。神道なのでハロウィンとは個人的に何の関係もありませんが(笑)。

と書いてきたら、全然収まらないくらいの長さになってきたので、3回に分けることにしました。2回目はアーケード基板関係をまとめます。


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