大濠の蓮である。仕事のほうが一段落ついたので、人間染みた生活に戻るためにもM-1を抱えてクソ暑いお濠にやってきた。蓮が咲きそうな感じであった。
ZUIKO 90mm MACRO一本勝負。レンズ付け替えるのが面倒なので、全部これで撮る。まいど撮るたびに思うが、なんと良いレンズだろうか。在りし日のOLYMPUSに合掌・・・
自然なボケが非常に美しい事で定評あるレンズであるが、大判のFUJINONレンズを蛇腹伸ばして撮影した際の余裕ある描写に似ている事に気づいた。要するに35mm判にありがちな、小賢しいコントラスト引き上げ調整をやってない、という事なのだろう。
M-1のファインダースクリーンには1-13という中央がスプリット+その周りがプリズム+周囲が磨りガラス系のものを使っているのだが、OM-3/4用のものよりも暗く、F6などと比較しても暗くファインダー自体の大きさも小さく見える。が、ピントは合わせやすい。比較対象がハッセルのアキュートマットDとなるともはや別次元の暗さであるが、小型判に大した期待をしてる訳でもないので、この程度で良いと割り切っている。明るいのが良ければハッセル、デカいファインダーが良ければ4×5を使えば良いだけのことだ。
ところで、我が家のM-1ではワインダーで引いた際にうまくチャージされない(シャッターが降りない)不具合が出始めている。なんか内部で引っかかったような、ギアが1段ズレてるような感じだ。調整に出したほうが良いのだろう。