ずいぶんご無沙汰しておりましたが、寫欲もだいぶん恢復してきましたので「フイルムを月一本使ふの會」九月度に投稿致しました。
薄暮零滴
(HASSELBLAD 503CW, Carl Zeiss Planar 2,8/80 CFE, FUJICOLOR REALA ACE)
最近は大型寫眞機の出番が無く、お散歩カメラに中判のハッセルが一緒に付いてくる事が多いです。35mm判は全く出番がない状況ですね・・・畫質もさうなんですが、尖鋭度や解像度を考へれば結局殘すには中判以上の判型が良いとの判斷です。お散歩だらうが何だらうが、良いシーンは突然現れるものですんで。
もちろん中判ならではの制約を受けますが、そこはお散歩目的なので、さういふ縛りがあった方が面白くもあり。何でもかんでも自動で撮れるなら、もうフィルムかディジタルかなんて話を超越して、もはや人間が撮らなくても良いじゃん、とも思ふ譯です。帽子に小型ビデオカメラでも付けとけよと。
まあそんな堅い話は抜きにしても、少々デカい變な貌のカメラを抱えて上から覗いてると、撮ってる感じがしないのか違和感無いですね。福岡はハッセルを知ってる人が少ないのか声を掛けられる事も殆ど無く、ビデオでも撮ってるんかと思われてるかも知れません。